いくらぐらいが最適?内祝いの品物の金額

内祝いはお祝いの額の「1/3」から「半額」が基本

内祝いは「半返し」、つまり頂いたお祝いの半額ほどの品を贈るのが常識といわれています。ただし、お祝いの金額が高額の場合には半返しにこだわる必要はありません。1/3程度を目安にお返ししましょう。一般的に、2万円や3万円ほどのお祝いに対する内祝いは半返し、5万円以上の高額なお祝いを頂いたときは内祝いで1/3を返すというパターンが多いです。また、1万円未満などの少額のお祝いを頂いた場合には、内祝いを半額~8割程度にすることもあります。お祝いの金額に対して、内祝いがあまりに少なくては失礼にあたります。また、逆に多すぎるのもNGです。内祝いの品物は、相手が恐縮することなく受け取ってくれるような物を選ぶようにしましょう。

贈る相手との関係性によって内祝いの金額は変わる

内祝いを考えるうえでは、贈る相手との人間関係がとても重要です。一般的には、「目上の人には1/3返し」「同僚・友人には半返し」「目下の人には8割~10割返し」が目安となっています。例えば両親や祖父母、会社の上司などは高額なお祝いをくれる場合が多いです。そのような方々へは内祝いで1/3程をお返しするとよいでしょう。一方、職場の後輩など目下の人からお祝いをもらった場合は、8割~10割程度をお返しするのがマナーとされています。ただし「祖父母には多めに贈るように」「職場内では内祝いは不要」など、親類内や職場内で独自のルールを設けていることもあります。内祝いについて迷ったときは、まずは両親や職場の同僚・先輩など身近な人に相談しておきましょう。